August 06, 2026 Ollama×Streamlit×VoiceVoxで作るローカルLLM音声対話アプリ【完全ハンズオン】 この記事はパソコンだけで動くAI同士の会話アプリを作りたい人に向けたハンズオン解説です。関連記事:VOICEVOXをPythonから音声合成する方法(Windows/Mac) 1. どんなアプリを作るの?キングダムで有名な秦王嬴政と楚の使者の AI が、交互にセリフを言い合います。画面には吹き出しが出て、VoiceVox でセリフが読み上げられます。AI同士で会話をさせ、その様子を見て聞くイメージです。完成した画面は以下になります。続きを読む
June 12, 2026 LangGraphとOllamaでAIエージェントを構築 LangGraphは、複数の LLM呼び出しをグラフ構造で管理するためのライブラリです。ノード(関数)とエッジ(遷移条件)を組み合わせて、エージェントの思考フローを明示的に書けるのが特徴です。Ollamaは、Gemma4などのローカルLLMをご自身のPC環境で簡単に実行できるツールです。従来はOpenAI APIなどのクラウドサービスに依存していたLLMを、完全にオフライン環境で動作させることが可能です。本記事では、Ollamaで動かすローカルLLMとLangGraphを連携させ、「質問に応じて情報源を選び、最終回答を生成するミニAgent」を作ります。続きを読む
May 02, 2026 RAGのメタデータ設計ガイド RAGの実装において、「検索精度の頭打ち」と「情報の鮮度・権限管理」は大きな課題です。 単一のベクトル検索だけでは、文脈が不足したチャンクを取り違えたり、権限外のドキュメントを参照したりするリスクがあります。本記事では、この課題を解決するためのデータ構造設計(メタデータ設計)を解説します。なぜメタデータ設計が必要なのかRAGはドキュメントをチャンク分割して、ベクトル検索することが基本ですが、そもそも検索対象のドキュメントに新版と旧版が混ざっていたり、似たようなドキュメントがあると、ベクトル検索で意味の近いチャンクをとってきたときに、正しい検索結果にならないケースがあります。そのため、メタデータを利用して、検索前に事前に検索対象のドキュメントを絞り込んでしまいたいというモチベーションがあります。そこで、メタデータ設計です。文書本文とは別に付与する、検索制御用の属性情報を指します。具体的には、会社名、年月、ドキュメント種別などです。メタデータで検索対象となる文書群を限定することで、検索精度を高める狙いです。続きを読む
April 12, 2026 READocから読むRAGのPDF前処理ツールDocling/MarkItDown/GPT-4o-miniの比較 PDFファイルを参照するRAGシステムを構築する場合、PDFの前処理は重要です。その後のチャンク設計や検索品質に直結します。一方でドキュメントの前処理の選択肢は急速に増えています。テキスト抽出、Doclingのような変換ツール、さらにLLMやVLMがPDFを直接解釈し、Markdownに変換するパターンも現実的な選択肢になっています。 そこで本記事では、READocの論文を参考に、RAG用途のPDF前処理の視点で代表的なツールを比較し、2025年時点での使い分けの指針を整理します。続きを読む
March 17, 2026 Pythonで始めるMCP:AIエージェント設計・実装解説 業務向けAIエージェント構築で、社内のデータベースを検索させたり、外部ツールを使う開発が増えています。 MCPという新しい規格の登場で、この開発のやり方が簡単になりつつあります。この記事では、MCPの基本から、MCPサーバーを利用したAIエージェントの構成例を解説します。 MCP(Model Context Protocol)とは? MCPは、一言でいうと「LLM専用の、外部ツールや社内データへの安全なアクセスを標準化する規格」です。 今まで人間やWebアプリ向けに使われてきた「FastAPI」などのWeb APIとは違い、最初から「LLMが自分で理解して使うこと」を目的に作られています。LLMの原理、RAG・エージェント開発から読み解く コンテキストエンジニアリング エンジニア選書蒲生 弘郷技術評論社2026-02-10続きを読む