新規事業の方法論は、世の中にいろいろあります。
事業開発担当者や起業志望者は、現場でめちゃめちゃ悩み抜いていることと思います。その結果、成功すれば苦労も報われるのですが、残念ながらほとんどが失敗するんですね。
過去記事:【事業開発担当必見】おすすめのビジネス書をランキング形式で紹介する
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新規事業のコツはリスク管理にあり
なぜ失敗してしまうのか。理由は、たくさんの落とし穴があるからです。しかも深い霧に覆われているので、落とし穴がどこにあるか分かりません。
基本的に無理ゲーなんですよ。そこが前提条件にならないといけない。
起業のセンスがあるという人は、この霧の中で、「なんとなくここはやばい気がする」という感じで落とし穴を回避できる人です。これを10回避けれることができれば、成功できますが、落とし穴にはまる確率を1/2とすると、10回連続で回避できるのは、0.1%(1/1024)です。2回くらいまでは落ちても大丈夫かもだけど、それでも5%(56/1024)です。
なので前提条件を変えます。落ちることを前提とするんです。
事前に落ちそうなところをリストアップする →リスク回避
落ちた時にどう這い上がるか考えておく →リスク最小化
3回落ちたら止める →撤退基準
これで、成功確率は少し上がります。気持ちが楽になります。
その結果、前に進めるようになります。進まないとそもそも失敗ですので。
これで、成功確率は少し上がります。気持ちが楽になります。
その結果、前に進めるようになります。進まないとそもそも失敗ですので。
いいアイデアは存在します。それは比較的落とし穴が少なくて、GOAL地点に宝物がたくさんありそうなアイデアという事です。しかし必ず成功して収益を上げるアイデアは存在しません(少なくとも世の中には出回りません)。
新規事業の成功確率を劇的に上げる方法
緻密なリスク管理計画によって、成功率が5%から20%くらいにはなると思います。しかし、事前にリスクを抽出するということは、極めて難しいです。経験しなければ分からないです。
顧客に企画を提案したら、「ふーん」と言われて、15分で席外されたりとか、
客先のデモで、トップ画面のボタン押したら、固まって動かなくなるとか、
そもそも通信繋がらないとか、
ていうかPC重いとか、
そういう痛みを伴う経験をしてく中で、落とし穴がだんだん分かってきます。
課題が見えてきて、製品のあるべき姿が見えてくるんですね。
そうすると、だんだん霧が晴れてくるんです。
あー、ここでこうすればよかったんだという事が分かるんです。
でもその気づきは、なかなか言語化が難しい。
ですので、新規事業の成功確率を上げる唯一の方法は、経験を積んだ事業開発チームに任せ、失敗したらそこで反省して、また似たような市場を選んで攻め入ることです。
その結果、成功確率は劇的に向上します。
「チームを作ること、そのチームで繰り返し新規事業に取り組むこと。」
ですので、新規事業の成功確率を上げる唯一の方法は、経験を積んだ事業開発チームに任せ、失敗したらそこで反省して、また似たような市場を選んで攻め入ることです。
その結果、成功確率は劇的に向上します。
「チームを作ること、そのチームで繰り返し新規事業に取り組むこと。」