ソフトバンク株主の皆様、おはようございます。株価は、以前9000円を超えたものの、アメリカ市場の雲行きが怪しくなり、現在は7500円前後で推移しております。一時7000円を割りましたが、最近はアベノミクスの出遅れ株として再評価されているようです。
今後株価はどうなるのか、拙いながら事業内容と成長性を検討致しました。あくまで参考にしてもらえれば幸いです。
移動通信インフラ事業では、NTTドコモを超え、最も高品質な通信接続を実現しているとのこと。ユーザーからはやや不満も聞こえてきますが、少なくともそう言えるレベルの品質は既に確保しているのでしょう。これは、NTTドコモの優位性が崩れたことを意味しており、価格面での競争力が高まることを意味します。また、広告戦略では他社の追随を許しておらず、旧成長は見込めないものの、徐々にシェアを広げ、将来はやや明るいと見えるでしょう。あとはインフラをメンテナンスしていくだけで莫大な利益が生まれてきます。
今後株価はどうなるのか、拙いながら事業内容と成長性を検討致しました。あくまで参考にしてもらえれば幸いです。
ソフトバンクの事業 ~インフラ~
「つながりやすさNo.1」移動通信インフラ事業では、NTTドコモを超え、最も高品質な通信接続を実現しているとのこと。ユーザーからはやや不満も聞こえてきますが、少なくともそう言えるレベルの品質は既に確保しているのでしょう。これは、NTTドコモの優位性が崩れたことを意味しており、価格面での競争力が高まることを意味します。また、広告戦略では他社の追随を許しておらず、旧成長は見込めないものの、徐々にシェアを広げ、将来はやや明るいと見えるでしょう。あとはインフラをメンテナンスしていくだけで莫大な利益が生まれてきます。
ソフトバンクの事業 ~投資~
「日本一の投資ファンド」投資事業では、将来成長が見込まれ、なおかつソフトバンクのインフラとシナジーがある企業に投資しています。ポイントは、成長の初期か中期フェーズで投資していること。日本の大企業のM&Aは、ほとんどが海外の顧客を獲得するために、すでに完成された企業を買収しています。しかし、ソフトバンクは、初期の段階で有望な企業を発見し、投資して、莫大なキャピタルゲインを生み出しています。ヤフーしかり、アリババしかり。スプリント買収は、どちらかといえば例外の部類でしょう。
アリババへの投資は、ほとんど神業と言えるレベルの偉業で、ここで得られたキャピタルゲインで日本の大企業を10社は買えるでしょう。
着目したいことは、この投資事業の目利きは、孫正義社長に依存していることです。これは大きな不安材料ですが、まだまだ最前線に居るため、しばらくは不安要素は少ないとみてよいでしょう。
着目したいことは、この投資事業の目利きは、孫正義社長に依存していることです。これは大きな不安材料ですが、まだまだ最前線に居るため、しばらくは不安要素は少ないとみてよいでしょう。
ソフトバンクの事業 ~新規事業~
「ソフトバンクアカデミア」
新規事業の取り組みでは、ソフトバンクイノベンチャーとソフトバンクアカデミアという2つの施策です。ソフトバンクイノベンチャーは、普通の大企業と同じような新規事業立案制度です。それを、正常に運営しているところはやや評価できます。普通は莫大な時間使って検討して制度だけ作るけれど、暇な若手が数件申し込むだけで数年後に廃止するのが日本の大企業の9割方ですので。
ソフトバンクアカデミアは、外部の優秀な人材を巻き込み、後継者を育成する制度のようです。毎年応募があり、人の入れ替えを行っています。ソフトバンク内部社員から見れば、刺激も得られ、有益な教育機会になるでしょう。後継者が見つかるかどうかはともかく、人材育成としては機能していると思われます。
新規事業の取り組みでは、ソフトバンクイノベンチャーとソフトバンクアカデミアという2つの施策です。ソフトバンクイノベンチャーは、普通の大企業と同じような新規事業立案制度です。それを、正常に運営しているところはやや評価できます。普通は莫大な時間使って検討して制度だけ作るけれど、暇な若手が数件申し込むだけで数年後に廃止するのが日本の大企業の9割方ですので。
ソフトバンクアカデミアは、外部の優秀な人材を巻き込み、後継者を育成する制度のようです。毎年応募があり、人の入れ替えを行っています。ソフトバンク内部社員から見れば、刺激も得られ、有益な教育機会になるでしょう。後継者が見つかるかどうかはともかく、人材育成としては機能していると思われます。
ソフトバンクの理念
「情報革命で人々を幸せに」
理念の本気度、高さ、社員の浸透度、どれをとってもソフトバンクは強いといえます。社員に浸透しており、孫正義ファンも多いとの事。これは、株主から見れば非常に価値を感じます。高い理念を共有し、数万人が同じベクトルで進んでいける、この組織の強さは測り知れません。私はソフトバンクについて、このことを最も評価しています。
またソフトバンクはオーナー企業です。オーナー企業の経営では、社員よりも株主の優先順位が高まります。どういうことかは賢明な読者の方ならご理解いただけると思います。
理念の本気度、高さ、社員の浸透度、どれをとってもソフトバンクは強いといえます。社員に浸透しており、孫正義ファンも多いとの事。これは、株主から見れば非常に価値を感じます。高い理念を共有し、数万人が同じベクトルで進んでいける、この組織の強さは測り知れません。私はソフトバンクについて、このことを最も評価しています。
またソフトバンクはオーナー企業です。オーナー企業の経営では、社員よりも株主の優先順位が高まります。どういうことかは賢明な読者の方ならご理解いただけると思います。
ソフトバンクの成長性
今後のソフトバンクの成長は、NTTを攻撃しながら、通信インフラ事業でユーザーを繋ぎとめ、莫大な収益を上げ、アメリカ市場でユーザーを拡大し、投資事業で将来の布石を打ち、ガンホーを中心とした成長市場のモバイルアプリ市場で市場の寡占化を進めていくように見えます。
特に海外の市場拡大が見込まれ、組織構造も強く、まだまだ成長が続くのではと予測されます。