サラリーマンが組織の中で、強くて自由な立場を獲得するために必要な原理原則」を整理してみました。


①会社のビジョンと経営戦略を熟読すること

会社とは、同じ目的のために、多くの人達が一緒に働く場です。今の会社は何のために存在しているのか、これを知ることにより、組織の意思決定をコントロールすることが出来るようになります。

②誠実なふるまいを心がけること

後輩にもさん付けで呼びましょう。もしその後輩が自分より偉くなったときに、呼び方を変えるという屈辱を味わうことになります。

③出世は決して焦らないこと

同期が先に出世すると、心中穏やかな気持ちになは慣れないかもしれません。同期を祝福する心の広さを持つこと、そのためには視野を広げることを意識しましょう。

④遅刻しないこと

遅刻する人の特徴として、社会のルールというものを軽視していることが挙げられます。しっぺ返しをくらう可能性が高いです。例え周囲に迷惑をかけていなくとも、遅刻する同僚に対して、恨みを持つ人間はいるものです。気をつけましょう。

⑤顧客に対し心から感謝の心を持つこと

毎月払われている給料は、顧客が払ってくれたお金から生まれています。上司が払ってくれているわけではありません。生活を支えてくれている顧客には、心からの感謝の気持ちを持ちましょう。

⑥他人を変えようとはしないこと

これは賭けても良いですが、他人は絶対変わりません。まず自分自身を変えられるかどうかを考えましょう。

⑦仕事の成果はプロとして堂々とアピールすること

会社員の給料は、生み出した成果の対価です。そのため、お金をもらうプロとして、成果をアピールすることも仕事の一環です。

⑧会社内で1番になれる専門分野を作ること

代えのきく人材は不要です。これからの時代は実際にリストラされます。組織で必要とされるためには、自分が勝てる専門分野を持つことを意識しましょう。2番じゃだめです。

⑨直属の上司だけは良好な人間関係を構築すること

会社ではどうしても良好な関係を気づかなければいけない人がいます。それは直属の上司です。他の同僚は最悪嫌われても良いですが、上司だけとは理解を求め、仲良くしていきましょう。

⑩身体を大事にすること

会社から見ればあなたは大勢の中の1人ですが、あなたにとってあなた自身は、1/1のかけがえのない身体です。だれよりも労わってあげてください。

⑪自分の尊厳を脅かされそうなときは反撃すること

会社とは所詮金儲けの集団であり、利己的な面を持ちます。もし自分の尊厳が脅かされた場合は、敢然と反撃しましょう。反撃しなければ、相手はつけあがり、必ずまた攻撃してきます。

⑫自分自身を知ること

アーノルド・J・トインビーの言葉に、「現代人は何でも知っている。ただ、自分のことが、良く分からないだけ」というものがあります。いくらネットを探しても自分自身のことは乗っていません。定期的に職歴や仕事ぶりを振り返り、自分の特性や強み弱みを整理しておきましょう。

⑬新規事業に手を上げること

新規事業は人を最も成長させます。理由は、俯瞰的な視点で、多くの試行錯誤ができるからです。あなたの会社もきっと新規事業を求めているはずです。ぜひ挑戦してみてください。

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